ボルトン氏「北、リビア式核放棄でなければ米朝首脳会談は偽装」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.26 08:51
「今回の首脳会談のメリットは6カ月、12カ月かかる予備交渉を短縮したという点だ。北朝鮮が会談でリビアのように核放棄をしなければ時間稼ぎ用の偽装にすぎない」。
米大統領補佐官に指名される3日前にボルトン氏が米朝首脳会談について述べた言葉だ。ボルトン氏は23日(現地時間)、全文が公開された自由アジアラジオ(RFA)のインタビューで「北朝鮮が真剣な非核化対話の準備ができていなければ非常に短い会談になるだろう」とし、このように話した。
ボルトン氏はトランプ大統領が決めた首脳会談について「5月であれ、それ以前であれ、北朝鮮がどれほど真剣であるかを見てみよう」と述べ、反対はしなかった。ただ、「北朝鮮は過去25年間、合意と違反を繰り返したため懐疑的」とし「北朝鮮の時間稼ぎに二度とだまされることがあってはいけない」と語った。そして「大統領も時間を浪費しにそこへ行くのではなく、北朝鮮が核兵器をどのように早期に除去するのか、具体的な方法について議論しに行く」と強調した。