日本、北朝鮮に首脳会談へ意欲伝達…「ジャパンパッシング」を懸念か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.22 09:32
日本政府が安倍晋三首相と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長による首脳会談への意欲をさまざまなルートを通じて北朝鮮に伝達した。共同通信が21日、複数の消息筋を引用して報じた。韓国と米国が北朝鮮との対話に臨もうとしている状況で「ジャパンパッシング」の懸念が高まり、首脳会談で外交的孤立の打開を模索しているようにみえる。
共同通信によると、2002年9月、小泉純一郎元首相の訪朝当時、双方が合意した「日朝平壌(ピョンヤン)宣言」を踏まえて首脳会談成功につなげようとしている。日朝国交正常化および経済協力が盛り込まれた平壌宣言の履行が北朝鮮にとっても利益である以上、首脳会談を通じてこの問題を取り上げる考えだ。これとあわせて、日本の主要課題である日本人拉致問題と核・ミサイル開発問題の解決も求めていく狙いがある。