【中央時評】文在寅経済ブレーンたちの錯覚(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.21 13:15
2月9日、2つの大きなニュースが出た。同日午後にGMのバリー・アングル社長が訪韓し群山(クンサン)工場閉鎖の方針を明らかにした。そして夜には平昌(ピョンチャン)五輪開幕式でインテルがドローンショーを行った。技術専門家らはこの日インテルのドローンショーを見て韓国GMの不吉な兆しを読み取ったと口をそろえた。インテルのドローンとGMの韓国撤退は深くつながっているためだ。
インテルのドローンショーは平昌の「真の勝者」という称賛を受けた。だが真実は正反対だ。ドローンショーはインテルの生き残りに向けた凄絶な身もだえであるためだ。インテルは依然としてコンピュータCPUを支配する。だがDRAM事業はかなり以前に撤退し、モバイル時代にはスマートフォン用AP競争でクアルコムのスナップドラゴンに敗れた。最近人工知能でもインテルのCPUは一時ゲーム用グラフィックカードも作った二流企業のエヌビディアのグラフィック処理装置(GPU)に押されている。