外国資本流出より市場金利急騰がさらに心配=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.20 09:08
水は高いところから低いところへ流れる。お金は反対だ。金利が低いところから高いところへ動く。韓国の金利が海外より低くなれば韓国に流入した外国投資資金が抜け出る可能性が大きくなる。金利逆転に金融市場が神経を尖らせる理由だ。
二転三転した韓国と米国の市場金利はすでに逆転した。19日に韓国の国債10年物の利回りは年2.724%で取引を終えた。現地時間16日の米国債10年物利回りは年2.84%を記録した。
政策金利の逆転も可視化している。現在米国の基準金利である連邦基金金利は年1.25~1.50%だ。韓国の基準金利の年1.50%と同じだ。金融市場は20~21日もパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が初めて主宰する連邦公開市場委員会(FOMC)が基準金利を上げることを既定事実化する。このようになれば10年7カ月ぶりに韓米の基準金利が逆転する。