金正恩委員長が核兵器をなくせば韓国型原発を建てよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.15 15:27
北朝鮮の核除去問題は2018年の国際社会の最も大きな関心事だ。この春に金正恩(キム・ジョンウン)委員長と文在寅(ムン・ジェイン)大統領、トランプ大統領の連鎖首脳会談が実現すれば世紀のイベントになるだろう。会談の結果によるシナリオは3つある。(1)うまくいけば平和(2)だめなら戦争(3)こじれれば偽の平和だ。
「偽の平和」は核廃棄でない凍結措置に合意するもので、韓国が北朝鮮の核植民地に転落する状態を意味する。北朝鮮が米国を狙った核兵器だけをなくし、韓国を脅迫する核兵器はそのまま維持するケースだ。これは前の2つのシナリオに比べて発生する可能性が相対的に高い。徹底的に力の論理が貫徹される核談判では、核を持つ両国(米国と北朝鮮)が核のない国(韓国)を犠牲にすると見るのが合理的であるからだ。