韓経:米国「鉄鋼関税」賦課対象からEU除外の動き…韓国だけ残されるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.08 11:49
トランプ米大統領が輸入鉄鋼とアルミニウムに対する関税賦課対象から欧州連合(EU)を除くことができると6日に示唆した。前日には北米自由貿易協定(NAFTA)改定交渉結果によりカナダとメキシコを関税対象から除外できるとも言及した。主要対米鉄鋼輸出国のうちカナダとメキシコ、ドイツなどEU加盟国を除くと、同盟国では韓国と日本だけが関税賦課対象として残る。
トランプ大統領はこの日ホワイトハウスで、スウェーデンのロベーン首相との首脳会談後の記者会見で、「EUが米国製品を防ぐ貿易障壁を一部なくすなら対話を始められる」としてこのように述べた。
トランプ大統領はまた、「NAFTA改定交渉でカナダ、メキシコと取引できるならばカナダとメキシコに関税を課す理由はない」と改めて強調した。ムニューシン米財務長官も下院で「NAFTA改定交渉がある程度成功するならメキシコとカナダ製の鉄鋼に関税を課さないだろう」と話した。