日本メディア「北、一人で大変だから韓国を巻き込んだもの…結局は時間稼ぎ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.07 17:06
金正恩(キム・ジョンウン)委員長の思惑は何だろうか。日本の主要新聞が7日付朝刊で先を争って北朝鮮の融和ジェスチャーに対する分析記事を出した。新聞は概して前日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)が派遣した対北朝鮮特使団が明らかにした「北朝鮮の約束」に真正性がないと見ている。「非核化と米朝対話、核・ミサイル試験凍結」は結局、北朝鮮が時間を稼ぐための手段にとどまる公算が大きいということだ。
朝日新聞はソウル発記事で「北朝鮮に対する包容的な韓国(政府)を利用しようとする政治的な思惑が透ける」としながら「対話攻勢で時間を稼いで米国に対する抑止力(核兵器・大陸間弾道ミサイル)を確かに備えようとすると見られる」と報じた。その背景には国際社会の経済制裁で北朝鮮の外貨収入が激減し、物資が足りなくなったせいだと新聞は指摘した。