ポスト平昌の核心は韓米同盟…「誤解と不信解くのが最優先」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.28 10:17
青瓦台(チョンワデ、大統領府)高位関係者が27日に記者らと会い、米朝対話に対して「まだ(米朝間で)直接的対話がなされていない状態なので、われわれは北側と信頼関係をしっかり作らなければならない」と明らかにした。彼は金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党中央委員会副委員長兼統一戦線部長率いる北朝鮮代表団が前日韓国政府当局者らと議論した内容について、「米朝対話のためのさまざまな条件とどのような段階を経なければならないのか話が行き交った。われわれは仲立ちする立場で、北側の対話パートナーに信頼を積むことがとても重要だ」と話した。
◇青瓦台「北側と信頼しっかり作らなければ」
この関係者の発言は、韓米間ではすでに立場が一致するという点を前提としたものだ。だが平昌(ピョンチャン)冬季五輪を契機に南北首脳会談のカードまで投げた金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の意図に対する韓米間の解釈は同床異夢に近い。平昌第1ラウンドの核心が北朝鮮を引き出すことだったなら第2ラウンドでは韓米同盟管理を中心に置かなければならないという指摘が出る理由だ。