GM、経営改善案には応答せず韓国政府に資金支援要請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.21 08:44
国策銀行のKDB産業銀行が昨年12月、ゼネラルモーターズ(GM)に8つの事項で構成された要求案を伝達して履行を促していたことが分かった。しかしGMは要求案には特に応答せず、2カ月後に一方的に群山(クンサン)工場閉鎖を発表し、韓国政府の支援を要請した。李東杰(イ・ドンゴル)産業銀行会長がカゼム韓国GM代表に伝えたこの要求案は韓国政府の資金支援のための前提条件であり、最小限のガイドラインとみられる。
産業銀行が今年2月に作成した「韓国GM事後管理現況」という資料によると、李会長はGM側に▼黒字転換対策▼資本欠損解消案▼GM本社の貸出金利引き下げ▼生産台数の拡大▼産業銀行の監査権行使約束▼中長期経営計画▼産業銀行の少数株主権強化案▼四半期別の財務実績--の8つの事項を要請した。韓国政府の資金支援を受けるには韓国GMがまず経営正常化案を提示し、財務状況を透明に公開すべきということだ。政界もこの日、アングルGM海外事業部門社長との国会面談で声を一つにしてGMの誠実な姿勢を促した。