「観光客増える日本、空き室より人手不足を心配」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.19 10:27
韓国とは違って日本のホテル市場は好況だ。外国人と日本人の需要が多い中、あちこちでホテル新築ブームが起きている。
昨年2869万人の外国人観光客が日本を訪問して4兆円を使った。2011年の東日本大震災の影響で622万人に減少したが、5年間で5倍に増えた。一方、韓国には昨年1333万人が訪問し、14兆ウォン(約1兆4000億円)を使った。このように日本観光業界が好調なのは円安の影響が大きいが、魅力的な観光資源を保有し、政府が観光産業に注力した結果だ。日本は2030年までに外国人観光客6000万人誘致という目標に掲げた。
観光客が増える中、ホテルの新築・リフォームも進んでいる。1964年の東京オリンピック(五輪)をきっかけに飛躍した日本ホテル産業が56年ぶりに再開催する2020年東京五輪に向けて中興しているのだ。日本経済産業省によると、日本のホテル市場規模は2014年の1兆6200億円から今年は1兆9691億円に増える見込みだ。日本現地事情に詳しい韓国のホテル関係者は「日本は空き室ではなくホテルの人手不足を悩んでいる」と伝えた。