【社説】危機の韓国自動車産業救う「チームコリア戦略」が必要だ(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.02.18 13:12
先月米ラスベガスで開かれた消費者家電見本市CESでは自動車見本市を思わせるほど多くの自動車関連技術が競い合った。自動運転車、知能型自動車など情報通信技術(ICT)と自動車の融合・複合化はCESの主要テーマだった。自動車はこのように第4次産業革命の超連結・超知能技術が具体的に適用され具現される中枢産業として注目されている。自動車産業は近い将来の韓国収益源となる核心産業のひとつということだ。
しかしいま韓国の自動車業界の現実は憂鬱だ。韓国GMの群山(クンサン)工場閉鎖決定はすでに予想可能だった、腐るだけ腐った患部が一部はじけたものにすぎない。さらに大きな問題は韓国の自動車産業の競争力全般の退潮現象だ。2016年世界自動車生産順位5位をインドに渡し6位に押し出されてから昨年にはインドとの格差がさらに広がり、7位のメキシコもあごの下まで迫ってきた。韓国は10位圏内の国で唯一2年連続マイナス成長をした。