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自由韓国党院内代表「文大統領の最低賃金介入、反省して是正を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 10:13
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自由韓国党の金聖泰(キム・ソンテ)院内代表は1日「社会的協議機構である最低賃金審議委員会で労使政公益委員が自由に決定できるこの最低賃金体系をなぜ文在寅(ムン・ジェイン)大統領が介入したのか」とし「直ちに反省して是正しなければならない」と話した。

金院内代表はこの日、国会交渉団体の代表演説で「業種別・地域別で最低賃金を差別適用する案に対して政府が積極的に検討しなければならない。最低賃金法を改正して最低賃金の決定に政府権力による政治的介入を根源的に遮断したい」と明らかにした。

 
彼は現政権の「積弊清算」に関して、「積弊清算の捜査を徹底するとしながら権良淑(クォン・ヤンスク)夫人の640万ドル(約7億6万円)についてはなぜ何も言わないのか。李在明(イ・ジェミョン)城南(ソンナムシ)市長のネイバー協賛寄付金40億ウォンマネーロンダリング疑惑の捜査は忘れたのか」と攻撃した。

金院内代表は「これでも積弊清算うんぬんできるだろうか」とし「国を四分五裂する報復政治、二つの国民政治はもうやめてほしい」と批判した。金院内代表は提川(チェチョン)スポーツセンター火災惨事、密陽(ミリャン)の世宗(セジョン)病院火災惨事など相次いだ災難災害を言及し、「文大統領は各種事件事故が起きるたびに再発防止と後続対策を言及したが、一つも改善されたことがない。誰一人も責任を負う人がいない」として「国政刷新のために問責人事をする必要があるのではないか」と話した。

北朝鮮の核問題・対北朝鮮政策に関連しては「オリンピック(五輪)が作り出した『仮想平和』は短く、北核は厳然な現実」としながら「戦術核再配置は北核脅威に対応する最も実効的な軍事的対策」と強調した。

彼は改憲議論に対して「改憲の核心はいかなる場合にも『権力構造の改革』であり、帝王的大統領制を乗り越えること」とし「権力構造の改革のない名ばかりの『文在寅管制改憲ショー』はもうすぐ幕を下ろしてしまうだろう」と話した。韓国党は権力構造の改革が盛り込まれていない改憲案を地方選挙で同時に投票することはできないという立場だ。

引き続き「もう我々は『ポピュリズム独裁』を越えて『議会政治』を回復しなければならない。青瓦台(チョンワデ、大統領府)がガイドラインを提示して大統領が政局を主導する権威主義的民衆主義を克服しなければならない」として「分権型改憲で新しい未来を切り開いていくべきだろう」と強調した。

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