【時論】安全な世の中は無料でない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.01 14:04
最近、大型火災惨事が続いている。29人が死亡した忠清北道提川(チェチョン)火災惨事の衝撃が消えない中、今度は慶尚南道密陽(ミリャン)で大型火災が発生し、39人が犠牲になった。
火に関連する災難を防ぐカギは初期鎮圧と避難だ。各種感知装置と屋内消火栓、スプリンクラーは火が拡散する前に使用する装置だ。非常通路・排煙窓・防火扉とスモークタワーは人が避難する時間を稼ぐ役割をする。ところが密陽と提川の火災ではこうした装置がまともに作動しなかった。今回も建物主の欲が被害を拡大したことがあちこちで確認されている。見つけにくい非常口、違法増築、過密病床など。禹元植(ウ・ウォンシク)共に民主党院内代表が言うように「今回の事故も無分別な規制緩和と利潤中心的思考が原因」であるようだ。