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「演歌の女王」桂銀淑さん、詐欺疑惑で再び訴えられる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.01 07:35
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「演歌の女王」と呼ばれて日本で大人気を博していた歌手の桂銀淑さんが、詐欺疑惑で再び訴えられていた事実が伝えられた。

先月31日、ある韓国メディアによると、桂銀淑さんは2017年5月に2500万ウォン(約256万円)を借りた後に返済しなかった疑惑(詐欺)で告訴された。

 
告訴人のA氏は「2014年10月、2カ月後に返すという条件で桂氏に2500万ウォン貸したが、現在まで受け取れずにいる」と主張した。A氏は「桂氏はその間に受刑生活を送るなどしていたことから気の毒な事情を配慮して我慢して待っていたが、具体的な返済計画や説明もなく、知らぬ存ぜぬで通したため告訴状を提出した」と告訴の背景を明らかにした。

桂銀淑さんはまた、昨年末、ソウル瑞草区蚕院洞(ソチョグ・チャムォンドン)でライブカフェを運営する2人からも詐欺疑惑で訴えられた。2人は2016年9月、彼らと同業する条件で桂銀淑さんに650万ウォンを渡したが、契約を履行せず大きな損失を与えたとし、桂銀淑さんを検察に告訴した。

しかし、桂銀淑さんの所在が不明で、該当事件は検察から今月中旬に起訴中止(時限付き起訴中止)処分を受けた状態であることが伝えられた。

一方、1979年『歌って踊って』でデビューした桂銀淑さんは、翌年MBC(文化放送)「10大歌手歌謡祭」で新人賞を受賞して次々とヒットを飛ばして人気を得たが、1982年に突然日本に渡っていった。1985年『大阪暮色』で日本歌謡界にデビューし、1988~1994年NHK『紅白歌合戦』に7回連続出演し、1990年には第32回日本レコード大賞アルバム大賞を受賞して「演歌の女王に君臨した。小泉純一郎元首相がファンクラブの会員だったほどの大衆的な人気を獲得した。

そんな中、2007年に日本で覚せい剤所持容疑で逮捕され、懲役1年6月・執行猶予3年を言い渡された。その後は日本からビザ延長を拒否され、2008年に26年間の日本生活を整理して韓国に帰国した。

外部との接触を避けていた桂銀淑さんは2012年10月から2015年6月まで、自宅やホテルなどで覚せい剤所持および投与した容疑で拘束起訴された。また、2014年8月には虚偽書類でリースしたポルシェを担保に借金をした後、返済しなかった容疑で起訴されていた。2016年、最高裁判所は桂銀淑さんに懲役1年2月と追徴金80万ウォンを確定した。

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    2018.02.01 07:35
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    歌手の桂銀淑(写真=中央フォト)
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