「まずい」と言われる韓国ビール、“本場”欧州で販売急増の理由とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.30 08:13
韓国では輸入ビールの人気が日を追うごとに高まっている。昨年1月から11月までのビール輸入額は2億4154万ドル(約263億円)で前年同期に比べて44.8%も増えた。スーパーやコンビニエンスストアなどではすでに国産ビールの販売量を上回っている。
このような輸入ビールの人気は、2012年英国の時事週刊誌『エコノミスト』に韓国ビールは北朝鮮の大同江(テドンガン)ビールよりもまずいという記事が掲載されたことに端を発する。特に、最近では輸入ビールの中でも欧州ビールを買い求める消費者が多い。昨年、CU・GS25・セブンイレブンなど韓国トップ3のコンビニエンスストアで売れたビール上位10位内にはハイネケンなどの欧州ビールが5種類も占めた。ところで、最近ビールの本場である欧州で韓国ビールの販売量が大幅に増加していて目を引いている。
29日、ハイト真露によると、昨年、英国・フランス・ドイツ・ロシアなど欧州の主要国家でハイト(Hite)ビールの販売量が22万箱(500ミリリットル瓶・20本入り)を記録し、前年比60%伸びた。特に、ハイト真露法人のあるロシアでは現地のスーパやコンビニエンスストアなどでハイトビールが人気を呼んでいる。昨年、ロシア市場での販売量は前年比93%急増した。