平昌冬季五輪が目前に迫るが、半分に減ったソウル外国人観光
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.24 14:47
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開会式が来月9日に迫っているが、ソウルを訪ねる外国人観光客は依然として急減していることが分かった。高高度ミサイル防衛体系(THAAD)配備の影響で昨年3月から中国人観光客が大幅に減ったためだ。
24日、中央日報が文化財庁から景福宮(キョンボックン)・昌徳宮(チャンドックン)・昌慶宮(チャンギョングン)・徳寿宮(トクスグン)など4大宮と宗廟(チョンミョ)の外国人観光客の入場現状を把握した結果、昨年12月13万4089人と、前年同月(21万520人)より36.3%減った。
ソウル最大の観光地である景福宮の昨年12月外国人入場者数は7万1979人で、2016年12月14万2110人の半分水準に減少した。景福宮関係者は「クルーズで旅行に来た中国人団体観光客が一度に3000人ずつ入場した時期があった」とし「THAAD以降、まだ回復していない。今年1月も似たような水準だ」と話した。