中国、グアム基地近くに超強力音波探知機…米原子力潜水艦を監視(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.23 15:30
中国が米軍基地が位置した西太平洋のグアム近くに超強力な音波探知機(SONAR)を設置して潜水艦の動向を偵察していると、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が23日、報じた。
SCMPによると、中国科学院は2016年から台風、地震などの発生や鯨の動向などを探知するために1000キロメートルの外でも音を聞くことができる超強力音波探知機をグアム近隣の2カ所で運営している。
音波探知機が設置されたところは西太平洋マリアナ海溝のチャレンジャー海淵とミクロネシア連邦共和国のヤップ(Yap)島近隣だ。チャレンジャー海淵は水深1万916メートルで、全世界で水深が最も深い海だ。チャレンジャー海淵はグアムから南西に300キロメートル、ヤップ島は500キロメートル離れており、2カ所いずれもグアムとパラオ共和国の間に位置する。