【取材日記】「東京五輪は通過点だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.10 10:06
東京都千代田区九段下駅付近にある武道館競技場は来年9月から長期間の保守工事に入る。2020年東京オリンピック(五輪)を控えているからだ。1964年東京五輪直前に完工した武道館は、当時初めて五輪の正式種目として採択された柔道競技が行われた。今度は柔道と空手競技が行われる。1964年の東京と2020年の東京が武道館に共存することになるわけだ。
東京五輪は国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)によって進められる。競技場新築の最小化、64年東京五輪の際に使われていた競技場のリサイクルなどがそのような意味を込めている。「ただ一つでも良いから、2020年以降の社会を変える契機になるようなものを残したい」というのが五輪組織委の説明だ。