【取材日記】五輪も腹を満たしてこそ楽しめる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.09 09:22
昨年末、江原道江陵(カンヌン)の知人から電話があった。2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)とKTX京江線開通などの好材料を受け、江陵地域の食事代が上がっているという情報提供だった。彼は「五輪は1カ月で終わるが、一度上がった物価はそのまま残る」とし「五輪が終われば市民が大きな負担を抱えるという話があり、地域の雰囲気は良くない。物価を積極的に管理する必要がありそうだ」と訴えた。
実際に行ってみると江陵・平昌など五輪競技場周辺の飲食店の食事代は上がっていた。昨年秋までムルフェ(水刺し身)が1万5000ウォンだった江陵海辺の刺し身店の価格表には白いテープが貼られ、2万ウォン(約2100円)に変わっていた。平昌郡横渓(フェンゲ)の飲食店で4万ウォンだったタラの蒸し料理は4万5000ウォンに上がっていた。