<平昌五輪>江原道知事インタビュー…「北朝鮮の牡丹峰楽団を招待したい」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.05 14:49
南北間に意外なチャネルが一つ開いている。崔文洵(チェ・ムンスン)江原(カンウォン)知事、そして北朝鮮ムン・ウン4.25体育委員会体育院長。2度目はなさそうだった南北チャネルだ。南北が3日から板門店(パンムンジョム)ホットラインを681日ぶりに再開することで電撃合意して隠れてはいるが、「崔文洵-ムン・ウン」チャネルも厳然と動いている。昨年12月18日に会って非公開会談を行った崔知事とムン院長は今月15日、中国昆明で2回目の会談に臨む。4日、春川(チュンチョン)の江原道庁で会った崔知事は「今回ムン院長に会ったら北朝鮮のガールズグループと言われる牡丹峰(モランボン)楽団を平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)を派遣するよう話すつもり」と明らかにした。
「崔文洵-ムン・ウン」ラインは以前の南北チャネルとは性格が違う。統-統ライン(韓国の統一部-北朝鮮の統一戦線部)でもなく、金大中(キム・デジュン)政権時代における韓国の林東源(イム・ドンウォン)-朴智元(パク・ジウォン)と北朝鮮の金容淳(キム・ヨンスン)-ソン・ホギョンのような密使級ラインともまた違う。
彼らはサッカー(国際幼少年サッカー大会「第3回アリスポーツカップ」)を媒介に会談を行ったスポーツチャネルだ。南北が対話局面で方向転換するにはおそらくそれほど「深刻でない」素材が必要だったのだろう。