ホットライン翌日に北「伝える話ない」…金正恩式サラミ戦術
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.05 09:19
関係復元に向かいスピードを上げていた南北が4日、しばしの休息に入った。前日、23カ月間途切れていた板門店(パンムンジョム)連絡チャネル(ホットライン)がよみがえり、政府は南北会談開催に関する北朝鮮側の迅速な立場表明を期待した。しかし、同日午後まで北側の連絡官は「伝える内容がある場合、連絡する」という言葉だけ残した。
国内外のメディア言論が板門店チャネル復元を大々的に報道したのとは異なり北朝鮮メディアは沈黙を守っている。北朝鮮はホットライン復元から1日後に、対外インターネット宣伝媒体である「メアリ(こだま)」を通じて「南朝鮮(韓国)当局は外勢とのすべての核戦争演習を止めるべきであり、米国の核装備と侵略武力を引き込む一切の行為を止めるべきだ」とし、「戦争でもなくて平和でもない不安定な情勢が持続する中では北と南が予定された行事を成果的に保障できない」と主張した。