米国、金正恩の新年の辞に歓迎した韓国をけん制(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.03 15:59
2日(現地時間)、米国政府が文在寅(ムン・ジェイン)政府の全方向での南北対話推進をいっせいにけん制した。
「金正恩(キム・ジョンウン)委員長の対話提案には懐疑的」「核をあきらめる時まで我々はいかなる対話も真剣に受け入れないだろう」という発言があふれ出た。もちろん「韓国と緊密な連絡を取って協議している」という前提があったが、多様な形で米国の懸念を伝えたわけだ。
いくら平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)への参加に向けた議論だとしても、金正恩労働党委員長の新年の辞に対する分析がまだ終わっていない中で南北が急激に近寄る場合「最大の圧力と制裁」という「基本的な枠組み」が揺れる可能性があるという理由からだ。その上に、この日「北朝鮮から今日や明日中に大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射の挑発をしようとする動きが見えた」という情報まで聞こえることで「今対話する場合ではないが…」という懸念の声も出てきた。