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韓国ロッテ会長に猶予判決、95歳の総括会長に懲役4年

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.23 09:21
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辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長
辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(62)に執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。辛会長の父・辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(95)は実刑を言い渡されたが、法廷での拘束を免れた。検察は辛会長と辛総括会長に懲役10年を求刑していた。

ソウル中央地裁は22日、辛会長の容疑の一部だけを有罪と判断し、懲役1年8月、執行猶予2年を言い渡した。ロッテシネマの売店運営権を姉・辛英子(シン・ヨンジャ)ロッテ奨学財団理事長(75)と辛総括会長の配偶者の徐美敬(ソ・ミギョン)氏(58)らに与えて会社に損害を与えた容疑(業務上背任)と、徐氏と徐氏の娘に仕事をさせず給与を支払った容疑が有罪と認められた。兄・辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)元日本ロッテホールディングス副会長(63)に「役員報酬」を支払っていた容疑(横領)とロッテPSネット不法支援は無罪とした。裁判所は「直接的な経済的利益を得たとは見なしがたく、被害回復に努力した点を参酌した」と執行猶予の理由を説明した。

 
辛総括会長はロッテシネマ売店関連の背任容疑などで懲役4年に罰金35億ウォン(約3億6750円)を言い渡された。裁判所は「95歳の高齢の上、健康状態が悪い」とし、法廷拘束をしなかった。徐美敬氏と辛英子理事長に日本ロッテホールディングス株を贈与し、数百億ウォン台の贈与税を支払わなかった容疑は無罪と判断された。

横領容疑の共犯として起訴された辛東主元副会長は無罪となった。辛英子理事長には懲役2年、徐美敬氏には懲役2年、執行猶予3年を言い渡された。

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