「北朝鮮、2012年ごろ中国学者の支援を受けてICBM核心技術確保」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.22 08:43
北朝鮮が2012年前後に大陸間弾道ミサイル(ICBM)製造に必要な核心技術を確保した事実が明らかになった。主に中国人との共同研究を通じてだ。
中央日報軍事安保研究所がミサイル専門家のクォン・ヨンス元国防大教授と共に、北朝鮮の科学者が2007年から10年間に発表した論文549件を全数調査した結果だ。調査対象は、有名国際学術誌データベース「SCOPUS」に登載された論文のうち北朝鮮出身学者の論文だ。
このうち軍事分野の論文は29件であり、特にミサイルに関連する▼電磁波遮蔽▼複合材料--などの分野も10件あった。電磁波遮蔽は電磁波が周辺機器に影響を与えて発生する誤作動を防ぐ技術だ。複合材料はミサイル胴体の重さを減らしたり高熱に耐えられる技術など。ICBMが大気圏に再進入する際、7000度以上の高熱に耐える放熱材料もこれに属する。