韓経:文在寅大統領「中国訪問、韓国外交の緊急な宿題終えたことに大きな意味」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.19 09:43
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、「国益中心の外交をするために韓国外交の裾野を広げる一方、実事求是(事実に基づき真理を探求する)実用外交をしなくてはならない」と話した。
文大統領はこの日青瓦台(チョンワデ、大統領府)迎賓館で開かれた在外公館長を招いての夕食会で、「既存の友好国間の伝統外交を重視しながらも外交領域を多角化するバランスの取れた外交をしなければならない」としてこのように明らかにした。夕食会には外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官ら閣僚と在外公館長180人ほどの230人余りが参加した。
文大統領は「大韓民国は大陸と海洋の交差点で分断されたまま強大国と隣り合っている。こうした地政学的条件はわれわれに多くの試練と苦痛を与えた」と話した。引き続き「しかしわれわれがやる事によってはわれわれの地政学的条件は大陸と海洋をつなぐ架け橋の国という祝福になり得る」と強調した。その上で「国会と政界でも既存の外交フレームから抜け出し韓国外交が進むべき方向に対してともに悩んでくれるよう願う」とした。韓米同盟を強調する野党に対し遠回しに批判したとの解釈が出ている。