韓経:軍需工業大会で核・ミサイルを誇示した金正恩委員長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.13 13:50
北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が出席した中、核・ミサイル関連内容を誇示する「軍需工業大会」を開催したことを初めて公開した。先月29日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星15」発射に成功した点を知らせ、北朝鮮の住民を結束させようという意図があると、韓国統一部は分析した。
朝鮮中央通信は12日、「第8回軍需工業大会が11日、平壌(ピョンヤン)で盛大に開幕した」とし「大会には『火星15』試験発射の成功に寄与した構成員をはじめ、国の国防力強化に大きく貢献した国防科学研究部門、軍需工業部門の科学者、技術者、努力革新者など関連単位の幹部と勤労者が参加した」と明らかにした。
太鍾守(テ・ジョンス)労働党副委員長はこの日の報告で「最高領導者(金正恩)同志の涙ぐましい愛国献身と屈することのない攻撃精神により、我々の祖国は他の人たちが数十年かけても成し遂げられない軍事的な奇跡をわずか1、2年以内に成し遂げ、世界的な核強国、軍事強国の戦列に堂々と加わることができた」と主張した。