韓米偵察機3機、事前飛行で監視…挑発直後にミサイル3発で北打撃訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.30 10:40
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が29日、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星15」発射の報告を受けたのは発射2分後だった。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長はこの日午前3時17分に北朝鮮のミサイル発射を感知した後、3時19分に文大統領に報告した。
発射6分後の午前3時23分から海軍のイージス駆逐艦、陸軍のミサイル部隊、空軍のKF-16戦闘機が東海(トンヘ、日本名・日本海)上にミサイルを発射した。陸軍からは弾道ミサイル「玄武(ヒョンム)2A」(射程距離300キロ)、海軍からは艦対地ミサイル「海星(ヘソン)2」(射程距離1000キロ)、空軍からは空対地ミサイル「スパイス2000」(射程距離57キロ)を1発ずつ発射した。「玄武2」ミサイルは有事の際、北朝鮮の主要施設を撃破できる「大量反撃報復」の核心武器だ。イージス駆逐艦から海星2を発射したのは今回が初めて。