韓経:韓国のサービス業生産性、OECD加盟国で最下位水準
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 11:14
韓国のサービス産業競争力は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最低水準という評価を得ている。サービス収支の赤字がますます大きくなるなど、状況が改善されるよりむしろ悪化している。生まれ変わる水準の変化なしには韓国のサービス産業がこのまま沈没するだろうという懸念の声が出ている。
OECDによると、韓国のサービス産業労働生産性は製造業対より45.1%(2014年基準)で、加盟国の中で最も低い。フランス(87.8%)、米国(82.6%)、英国(80.8%)など先進国の半分水準だ。低い競争力でサービス収支の赤字幅はますます大きくなっている。2015年149億ドル(約1兆6602億円)、2016年176億ドルに続き、今年に入っては上半期だけで157億ドル赤字を出した。旅行と事業サービスで赤字を続ける中で、運送も昨年から赤字に転じた。サービス産業の成長そのものも鈍化している。サービス産業成長率は2014年3.3%、2015年2.8%から2016年には2.3%に下落した。昨年、経済成長率(2.8%)を下回る数値だ。