【コラム】大学修学能力試験に対処する姿勢=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.25 13:36
心配していた大学修学能力試験(修能)がようやく終わった。無事に終わって本当に良かった。受験生には非常に長い1週間だったはずだ。ようやく長いトンネルが終わると思っていたところに、突然そこが終わりではなく1週間さらに進まなければいけない状況となり、どれほどつらかっただろうか。
修能は大韓民国のほとんどの国民が受ける成人式の別名のようなものだ。あたかもクマが洞窟でニンニクとヨモギだけを食べながら100日間を持ちこたえて人間になったという檀君神話のように、大韓民国の国民ならほとんどが「高校3年」という長くて暗いトンネルを通過して修能という成人式を迎える。
大学修学能力試験を縮めた言葉が修能だ。1993年以前には大学入学学力考査、すなわち学力考査だった。以前には予備考査・連合考査などと呼ばれた。名前と内容は少しずつ違うが、入試を控えた高校3年生としての過ごし方はどの時代も似ている。したいことは後回しにし、遊びたいという気持ちも抑えなければいけない。そして高強度の正解当て練習にまい進する。理解できなければ暗記してでも正解を当てなければいけない。