父の業績を否定した河野外相…「河野談話は別の河野さんが出した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.25 09:33
河野太郎外相が韓日慰安婦合意に関し、「韓国政府としても反故(ほご)にはできない」と述べた。河野外相は24日、産経新聞のインタビューで「『ゴールポスト』はもう固定されている。韓国政府がきちんと合意を履行することを期待する」とし、このように主張した。
日本政府はその間、サッカー試合に例えながら「ゴールポストが動いている」(8月の菅義偉官房長官)と述べるなど、韓国政府の合意修正の動きに露骨に不満を表してきた。また河野外相は「韓国政府の中には、やや問題のある行動があるかもしれない。おかしなことがあれば、きちんと指摘して直してもらう」とも話した。
河野外相は過去の問題に対して父の河野洋平元衆議院議長と自分の考えが異なることを明確にした。自身の父、河野洋平元官房長官が慰安婦募集の強制性を認めた1993年の「河野談話」について「別の河野さんが出したものだ」とし、「河野談話への評価は本人に聞くべき」と返答を避けた。続いて「安倍晋三首相が出した戦後70年談話と日韓合意に尽きる。それ以上でもそれ以下のこともない」と述べた。