日本人は昔の家をすぐに壊すが、韓国大都市は遺跡を守り続けている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.23 14:56
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自然に優しい「小屋」シリーズを製作している中村好文氏が2012年、長野県の林の中に製作した「Peak Hut」(写真=中央フォト)
慶尚北道(キョンサンブクド)で発生した浦項(ポハン)地震は私たちが住んでいる家が安全なのか、改めて振り返る契機になった。日本大学の中村好文教授(69)は地震が多い日本で「良い家とは何か」を絶えず問いかけ考えてきた建築家だ。
日本を代表する住宅専門の建築家であり教育者である中村氏は、最近、韓国の建築事務所「guga都市建築」(代表チョ・ジョング)の招きで来韓し、未来都市のための「家の話」について語った。『住宅読本』『住宅巡礼』『パン屋の手紙 往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで』など気さくな感覚の著書が韓国でも翻訳されて厚い読者層を持つ中村氏は、韓国式家屋(韓屋、ハノク)や都市再生などソウル一帯を見つめる視線もまた温かかった。