「洗濯機が終わりではない」…強まる米国の通商圧力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.23 11:16
「米国の全方向的通商圧力が本格化した。今後米国との通商摩擦拡散は避け難い」。
米国際貿易委員会(ITC)がサムスン電子とLGエレクトロニクスが製造した洗濯機の一部について高率の関税を課すようにというセーフガード(緊急輸入制限措置)勧告案を出したことについて通商専門家である西江(ソガン)大学国際大学院のホ・ユン院長はこのように評価した。トランプ米大統領の「自国優先主義」を反映した通商圧力は洗濯機だけにとどまらないだろうという話だ。韓米自由貿易協定(FTA)改定に対する交渉力強化のためにも米国が韓国に対する貿易障壁をさらに高める可能性が大きく対応策の用意が急がれるとの指摘が出ている。