韓国初の慰安婦被害者追慕館開館…実際に行ってみると(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.20 14:37
1/5
京畿広州「ナヌムの家」内に今月18日に開館した「遺品展示館と追慕記録館」内の遺品展示館。
19日午後、京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)にある福祉施設「ナヌムの家」。旧日本軍慰安婦被害女性たちが集まって暮らしている場所だ。現在生存中の被害女性33人のうち、単一施設では最も多い9人が暮らしている。
この「ナヌムの家」で今月18日、旧日本軍慰安婦被害被害者「遺品展示館と追慕記録館」開館式が行われた。慰安婦被害者「遺品展示館と追慕記録館」が建設されたのは全国で初めてだ。ここは外部の造景など最終工事が終わる来年1月に正式開館し、一般に公開される。正式開館を前に、中央日報の記者が施設内部を見学させてもらった。
地上2階建ての韓国式家屋(韓屋、ハノク)として設計された同施設は、遺品展示館(430平方メートル)と追慕記録館(126平方メートル)で構成されている。1階の遺品展示館は企画展示・遺品および遺物の展示、被害女性の図展示空間と収蔵庫施設を備えている。開館企画の展示作品として、ダンス振付け師のポッピン・ヒョンジュンが女性たちの悲しみとその物語を込め、その佇まいが忘れられることがないようにと願って描いた肖像画作品10点(各112X145センチ)が掛けられている。