<浦項地震>韓国南東部でM5.4の地震…大学修能試験が1週間延期に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.16 08:26
15日午後2時29分、慶尚北道浦項(ポハン)で発生したマグニチュード(M)5.4の地震のため、16日に実施される予定だった大学修学能力試験(修能試験)が1週間後に延期された。1993年に修能試験が導入されて以来、災難のために試験日が延期されたのは今回が初めて。
金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官は政府ソウル庁舎で15日夜、緊急記者会見を開き、「受験生の安全と修能試験の公正性・公平性を考慮し、修能試験を1週間後の23日に実施することにした」と発表した。
金副首相は「地震の影響で浦項高・浦項女子高・デドン高・ユソン女子高などの修能試験場で建物にひび割れが発生し、予備試験場の浦項中央高にも亀裂が入るなど各種被害が発生した」と説明した。続いて「浦項地域の受験生の一部は余震などを心配して帰宅できない状況」とし「昨年、慶州地震が発生した翌日に46回の余震が発生した点も延期を決定するうえで考慮された」と述べた。