韓経:「インド太平洋構想」への質問に…文大統領「立場は留保し検討したい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.15 10:50
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、「中国の習近平国家主席と李克強首相との連続会談を通して中国との関係を正常化させる成果があった」とし「来月の訪中時にはTHAAD(高高度ミサイル防衛体系)問題への言及はないものと期待する」と述べた。
文大統領は「THAAD問題は完全に解決したわけではない」とし「中国はTHAADについて賛成の立場に変わったのではなく、依然として中国の安保利益を侵害しているという立場」と説明した。続いて「THAADは中国を狙うものでなく、もっぱら北の核・ミサイルに対応するために、我々の安保のために必要だったと説明した」とし「このためTHAAD問題は『封印』されたものと理解している」と述べた。文大統領は「THAAD問題をひとまず棚上げし、両国関係をこれとは別個に正常化して発展させていこうという方向に両国が大筋で合意した」と説明した。