【時視各角】トランプ国会演説時の騒乱、絶対にダメだ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.08 11:03
安倍晋三首相は強大国の指導者の心をつかむためなら何でもする人物だ。一時、彼は「愛犬外交」で実益を取っていたことがある。2008年4月、ホワイトハウスを訪問した時はジョージ・W・ブッシュ当時米国大統領の愛犬のために、夫人自ら作った子犬用クッションをプレゼントして話題になった。
ブッシュだけではない。クリル列島(千島列島)返還問題の最中だった2012年7月には、もう一人の愛犬家であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領に秋田犬(メス)を贈った。昨年末には秋田犬(オス)を贈ろうとしたが断られた。
その彼が今度は「ゴルフ外交」に方向転換した。ドナルド・トランプ米大統領が犬好きではないためだ。その代わり、彼がゴルフ狂であることを知った安倍は540万ウォン(約55万円)の日本製ドライバーをプレゼントし、27ホールを一緒にラウンドした。BBCは安倍が「外交的ホールインワンだ」として賞賛した。