南北を越えて抱き合った「コリア」…平昌でも再現?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.03 13:04
スポーツは南北(韓国・北朝鮮)をつなぐ橋の役割をしてきた。政治的な対立で関係が冷え込むと、スポーツイベントを通じて緊張を緩和した。米国と中国を遮断してきた「竹のカーテン」が卓球を通じて開かれたように、南北はスポーツを対話の窓に選択してきた。
冷戦時代の1988年に開催されたソウルオリンピック(五輪)には共産圏の国は参加しなかった。北朝鮮も例外ではなかった。しかし2年後、ソウルと平壌(ピョンヤン)を行き来する南北統一サッカー大会が開かれた。46年間中断していたソウル平壌サッカーが「統一」という言葉の下で復活したのだ。これを契機に南北高官級会談も始まった。南北体育交流は翌年、花を咲かせた。世界卓球選手権と青少年サッカー選手権の単一チームが結成された。ヒョン・ジョンファとイ・ブンヒの女子卓球代表チームは団体戦の優勝を果たし、サッカー代表も8強入りした。