韓経:【コラム】韓国人の士農工商DNA(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.03 11:58
「洪鍾学(ホン・ジョンハク)論争」は2つのことを改めて気付かせる。第一に、人は「言葉」でなく「行動」で本来の姿を表わすという点だ。これにお金と子どもが絡まるとより赤裸々になる。国会議員時代、相続・贈与税の強化を叫んでいた洪候補者も受け継ぐ時になると本音が明るみに出た。「ダブルスタンダード」の虚構的独特性(私は特別だという心理)が働いたわけだ。
「分離贈与」「隔世贈与」は節税専門家の手並みだ。中学生である娘が母に借用証を書き、利子は銀行のように源泉徴収まで納めるほどディテールに徹底した。安哲秀(アン・チョルス)が言うように「革新的税金回避であり、創造的贈与」だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)はこのようなことが「常識的」だというから、国民の語彙力をテストするかのように聞こえる。