安倍首相の日米同盟、100年前に大陸勢力を抑えた日英同盟の複写版(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.30 13:43
1/4
1902年の日英同盟の交渉場所だったロンドンのランズダウンハウスの内部。交渉の主役、ランズダウン外相の肖像画が見える。
日本の外交は賢い。日英同盟(Anglo-Japanese Alliance)の時代にそうだった。その同盟は国際政治の華麗な伝説だ。海洋勢力の結束だ。相手は大陸勢力のロシア。その組み合わせは日露戦争勝利の土台となった。日本の外交は愚かだ。ナチスドイツとの同盟だ。それは日本の崩壊(第2次世界大戦)につながった。
2017年の韓半島の地政学はそのままだ。海洋戦力と大陸勢力の決戦の場だ。大陸勢力は習近平主席の中国。海洋勢力はドナルド・トランプ大統領の米国と安倍晋三首相の日本だ。日米同盟の結束力は強い。韓米同盟は追い越された。同盟は島国の日本の本能だ。私は歴史の現場を追跡した。
1902年1月30日、英ロンドン--。日英同盟が締結された。世界は驚いた。ロシアは衝撃を受けた。最強の英国は「栄光の孤立」を放棄した。新興国・日本の外交の勝利だ。同盟ドラマの始まりは日清戦争だ。日本は圧勝した(1895年)。中国の影響力が崩壊した。中国は韓半島の宗主権を渡した。その革命的な変化は史上初めてだ。