韓経:「人材投資の適期逃した韓国、自動運転技術で米国に20年の遅れ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.30 11:17
ソウル大学工学部教授の警告は暗鬱だった。半導体、自動車、鉄鋼など製造業の競争で先進国と肩を並べている韓国が、新たな競争の舞台では隅っこに追いやられるかも知れないという懸念が大きかった。自動運転車技術だけでも「投資のゴールデンタイムを逃してしまった」というため息があふれた。米テスラはすでに5億マイル以上の自動運転記録を持っているが韓国ではまともな実験すら試みられずにいる。
ビッグデータ(チャ・サンギュン、電気情報工学部)、人工知能(AI)ロボット(チャン・ビョンタク、コンピュータ工学部)、自動運転車(ソ・スンウ、電気情報工学部)、スマートファクトリー(ユン・ビョンドン、機械航空工学部)、コンピュータビジョン(イ・ギョンム、電気情報工学部)、ドローン(イ・ドンジュン、機械航空工学部)の専門家である6人のソウル大学工学部教授は「人材育成だけが競争で生き残るための解決策」と口をそろえた。ソウル大学ビッグデータ研究院のチャ・サンギュン院長は「デジタル革新に向けた『100万エンジニア』を育成しよう」と提案した。今回のインタビューは「私たちが作る未来」をテーマに来月1日に開幕する「グローバル人材フォーラム2017」に先立ち第4次産業革命時代の韓国の競争力を診断するために行われた。