韓経:韓中、急速に雪解けムード…「THAAD報復」収束か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.27 08:50
昨年7月に駐韓米軍のTHAAD(高高度ミサイル防御体系)配備が決定された後、緊張が続いていた韓中関係に雪解けの雰囲気が感知されている。今月13日に韓中通貨スワップ契約が延長され、24日には2年ぶりに両国の国防長官会談が開かれたのに続き、駐中韓国大使館行事に中国次官補級の要人が参加する。年内に韓中首脳会談と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の中国訪問が実現する可能性も高まっている。中国の習近平国家主席の執権2期体制スタートで中国国内の政治が安定し、韓中間のTHAAD摩擦が解消される可能性があるという見通しが出ている。
26日、駐中韓国大使館によると陳暁東外交部次官補が27日、「2017年度大韓民国開天節(建国記念日)および国軍の日記念レセプション」に中国からの主賓として参加することになった。昨年はTHAAD摩擦で中国から主賓が参加しなかったが、盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中国大使の赴任後に初めて開かれる行事に陳次官補をはじめとする中国各界の要人が参加する。