正恩氏、ミサイル発射を1カ月中断…「顔色伺い」か「中休み」か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.16 15:25
北朝鮮が先月15日に平壌(ピョンヤン)順安(スナン)空港から「火星12型」ミサイルを発射させてから1カ月になるが、それから挑発がピタリと止んだ。ミサイルを積んだトラックの動きが確認された秋夕(チュソク、中秋)連休前から最近まで、韓国の軍と情報当局が北朝鮮軍の動向を鋭意注視しているが、15日午後現在、実際には発射されないでいる。政府当局者は「北朝鮮は以前もミサイルを奇襲発射したことがある」とし「いつでもミサイルを発射する可能性があり注目している」と述べた。
特に、韓国政府はことしに入って1カ月以上北朝鮮がミサイルを発射なかったことがない点に着目し、北朝鮮の動向把握と同時に背景分析に入った。北朝鮮はことし2月12日、平安北道(ピョンアンブクド)亀城(クソン)の方ヒョン(バンヒョン) 飛行場付近から固体燃料エンジンを装着したミサイル「北極星2型」を発射して以降、短くて7日間(5月21日)、長くて29日間(8月26日)という間隔でミサイルを発射した。趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は今月13日の国会国政監査で「北朝鮮はことしに入って14回・19発の弾道ミサイルを発射した」と明らかにした。