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日本メディア、日系英国人のノーベル文学賞受賞を迅速に報道

ⓒ 中央日報日本語版2017.10.06 08:29
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日本メディアは5日、イシグロ氏の受賞の知らせを迅速に報道し、イシグロ氏と日本の縁、過去のインタビュー、市民の反応などを伝えた。

NHKはこの日、受賞直後のニュースを通じて作家の出生地である長崎を含む街の人々のお祝いのメッセージを伝えたり、書店の雰囲気を紹介し、受賞発表が出るなりイシグロ氏の本が売れていると報じた。

 
また、NHKはイシグロ氏が日本を訪問した時のインタビューを編集して放送した。イシグロ氏は過去のインタビューで「(日本に来て)街を歩いて食事をすると、幼い時の日本の記憶が再びよみがえってくる。外国に居ると感じない」と言って日本との縁を強調した。

東京・新橋駅のある男性は「日本人として誇りだ。(作品を)読んだことはないが読みたい」と話し、長崎のある市民は「長崎出身者がノーベル文学賞を取って誇らしい。ドキドキする」と興奮を隠すことができなかった。

朝日新聞はこの日、迅速に号外を出し路上でも配布した。イシグロ氏の作品のうち『A Pale View of Hills(遠い山なみの光)』(1982年)と『An Artist of the Floating World(浮世の画家)』(1986年)は日本が舞台で日本人を主人公にした作品だと紹介し、イシグロ氏は日本語はできないが日本映画が好きで映画監督の小津安二郎の影響を受けたと説明した。

安倍晋三首相もこの日、イシグロ氏の受賞の知らせに関し「日本にも多くのファンがいる。共に祝いたい」というコメントを発表した。

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