【社説】「死の白鳥」最北端まで飛行…最高潮の緊張を直視しなければ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 13:50
米国戦闘爆撃機が休戦ラインで武力示威に出た中で、北朝鮮が先制攻撃を脅威するなど韓半島内武力衝突の危険が高まっている。「攻撃の兆しがあれば先制行動に出る」という北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相の23日(現地時間)国連演説が伝えられると、ドナルド・トランプ大統領も直ちにツイッターで反撃した。「彼が『リトルロケットマン』(金正恩)の考えを詠じたのなら、彼らは長くは続かないだろう」との応酬だった。ますます北米間攻防が激化している。
軍事的緊張も尋常でない。米超音速戦略爆撃機B-1Bランサーは24日、東海(日本名・日本海)側休戦ラインの最北端で武力示威を行った。その気になればいつでも北朝鮮を殴る可能性があることを誇示したわけだ。これだけではない。19日には韓米両国の歩兵が核爆弾とミサイル・化学弾など大量破壊兵器(WMD))の除去訓練を行った。また、中東で戦闘経験が豊富な兵士たちで在韓米軍を変えているという話も聞こえる。多様な軍事的圧力でいつ起きるか分からない武力衝突に備えた措置だ。