明仁天皇、高句麗人を祀った「高麗神社」参拝
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.21 11:25
「高句麗は何年に滅亡しましたか」。20日午後、埼玉県日高市にある高麗神社を訪問していた明仁天皇は神社の管理者にこう尋ねた。高麗神社は1300年ほど前、高句麗からきた渡来人の始祖・若光を祀るために建てられた神社だ。
明仁天皇は若光の子孫である宮司、高麗文康氏の説明を聞きながら神社参拝を済ませた。展示館にある高麗氏の家系図も興味深く見ていた。神社付近の高麗家の住宅を眺めながら「いろいろとよく残っている」と関心を表した。高麗文康氏は天皇に「私には朝鮮半島の人たちがこの地域に築いた歴史を伝えていく役割がある」と述べた。明仁天皇夫妻が高麗神社を訪れたのは「私的旅行」の一環だった。2013年に始まった天皇夫妻の私的旅行はこの日が8回目で、歴代の天皇が高麗神社を訪問したのは今回が初めてだ。