【社説】「戦術核反対」「対北朝鮮人道的支援」…なぜこのように急ぐのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.15 08:56
統一部当局者が昨日「ユニセフと世界食糧計画など国連傘下の国際機構の要請を受け、800万ドル(約8億8000万円)を支援する案を21日に予定されている交流協力推進協議会で議論する予定」と明らかにした。北朝鮮の児童と妊産婦を対象にした栄養強化事業とワクチンおよび必須医薬品、栄養失調治療剤事業のためだ。北朝鮮の同胞に対する支援は800万ドルでない、その10倍、100倍にでもするのが当然だ。
だが、今がその時なのかということに対しては首をかしげざるを得ない。北朝鮮が6回目の核実験を強行して11日ぶりに、これを制裁する国連決議案が通過されてわずか2日しか経っていないためだ。いくら人道的支援だとしても、とんでもないという違和感が拭えない。