<インタビュー>駐韓米国大使代理「対北政策、軍事より外交・経済的オプション」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.09 08:14
マーク・ナッパー駐韓米国大使代理は北朝鮮から最も近いところに位置する米国大使館でワシントンの対北朝鮮政策を執行しながら韓米同盟を調整する中堅外交官だ。北朝鮮の6回目の核実験で韓半島(朝鮮半島)危機指数がピークに達している中、ナッパー大使代理に会った。韓国人が最も心配する「戦争の可能性」、文在寅(ムン・ジェイン)大統領-トランプ大統領の相性などについて50分間ほどインタビューを行った。
--北朝鮮がレッドラインを越える瞬間、米国は北朝鮮を攻撃するのだろうか。
「仮定的な質問には答えない。ただ、在韓米軍には『今夜戦う準備ができている』という表現がある。これは同盟として北朝鮮の脅威を常に抑止する準備ができているということだ。先日訪韓したダンフォード統合参謀本部議長は『我々は戦争をする万全の態勢を整えたが、戦争を準備しているのではない』と述べた。戦争をしなければならない状況なら米国は準備ができているということだ。北朝鮮が戦いを挑んでくれば、米国は同盟(韓国)と米国の防衛のために戦う準備ができている。しかし我々は紛争を追求しない。いま我々の焦点は外交的努力と経済的圧力だ」