<W杯サッカー>韓国の慢性「便秘サッカー」 変化なければ本大会で恥
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.07 09:54
6日にウズベキスタンのタシケントで行われた2018ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第10戦で韓国が0-0でウズベキスタンと引き分けると、国内のサッカーファンは不満を表出した。辛くも組2位を守り9回連続のW杯本大会進出を達成したが、競技力が期待以下だったからだ。有効シュートが1本もなかったイラン戦(0-0引き分け、8月31日)に続き、韓国代表はこの日も苦戦し、無得点に終わった。
試合後に申台龍(シン・テヨン)監督(47)がインタビューでW杯本大会進出の所感を語ったこともファンを怒らせた。同じ時間に行われたシリア-イラン戦が2-2の状態で進行中だったからだ。後半ロスタイムだったが、シリアがゴールを決めれば組2位に上がり、韓国が3位に落ちてプレーオフに回る状況だった。ファンは「韓国がW杯本大会に進出させられた」と皮肉った。「イランの監督を胴上げするべき」「監督が交代してももどかしい便秘サッカーは相変わらず」などと非難のコメントが続いた。
大韓サッカー協会の支援システムも十分でなかった。指導力が問題視されたシュティーリケ監督(64、ドイツ)の更迭をためらって最終予選の終盤に入り込み、本大会行きが危ぶまれるとあたふたと実行に移した。監督交代のタイミングを逃した後、最後に指揮棒を握ることになった申台龍監督は、選手団をまとめる時間の余裕もなく実戦を迎えた。