海運業を支援するといって公社を設立する韓国政府(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.25 15:53
韓国政府が公社を設立して海運業への支援に動き出す。海洋水産部は24日、経済関係長官会議で海運産業支援を担当する「韓国海洋振興公社」設立案を発表した。核心の機能は海運産業に対する金融支援総括・強化だ。今年末までに法を制定し、来年6月に釜山でスタートする。法定資本金は5兆ウォン(約4855億円)規模だ。最初は3兆1000億ウォンとし、需要に応じて政府出資金額を増やす。
公社設立は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約だった。文大統領は候補時代、「海運・造船業の競争力強化が必要」とし「海洋船舶金融公社」を設立すると約束した。先月、国政企画諮問委員会は100大国政課題を発表し、「海運・造船共生を通じた海運強国の建設」を盛り込んだ。