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ナイスショットより「セクシーショット」…アン・シネに魅了された日本(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.23 16:33
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今季日本女子プロゴルフツアーにデビューしたアン・シネ(29)の人気がとどまるところを知らない。しかし実力より容貌でアピールしているという視線もある。日本ゴルフダイジェストの太刀川正樹特派記者(71)が日本で起きているアン・シネ旋風に関する記事を中央日報に送った。

アン・シネは昨年末、日本女子プロゴルフツアークオリファイングトーナメントを45位で通過し、条件付きの出場資格を取得した。大会主催側もアン・シネの出場を大々的に広報した。ところが日本女子プロゴルフ協会(日本LPGA)がブレーキをかけた。アン・シネの左足首にある星型の小さなタトゥーのために出場を許可しなかったのだ。日本LPGAには「入れ墨、タトゥーがある選手は競技できない」という規則がある。

 
昨年末のクオリファイングトーナメント当時から一部の選手がアン・シネのタトゥーに異議を提起した。アン・シネ側は「大会中にクラブハウスの浴室やシャワーを利用しない」「タトゥーを徐々に消す」など10件近い誓約をしたが、日本LPGAの立場は変わらなかった。日本にはタトゥーをすれば反社会的暴力勢力というイメージがある。

アン・シネは5月に開催されたサロンパスカップを控えて日本LPGAの許可を受け、この大会を通じて日本ツアーにデビューすることができた。当時、アン・シネは長いソックスでタトゥーを隠した。アン・シネを追うカメラマンは100人ほどいて、ギャラリーの数も多かった。カメラマンはアン・シネの一挙手一投足にカメラを向けた。特にボールを拾うために腰を曲げるポーズを集中的に撮った。

日本メディアはこうした現象を「アン・シネ旋風」 「アン・シネ・フィーバー」と呼んだ。中年はもちろん65歳を超える老年層の男性もアン・シネを追いかけた。カメラマンはアン・シネを「バービーちゃん」(バービー人形のような姿の女性)と呼んだ。

他の選手からは不快感が感じられた。カメラマンがアン・シネだけでなく他の選手のセクシーな姿も狙い始めたからだ。日本人選手だけでなく韓国選手からも「アン・シネとはラウンドしたくない」という声が出てきた。アン・シネと同じ組で競技をすればギャラリーの異常な反応のため競技に集中できないという。

アン・シネは7月のサマンサタバサ・レディースでは前半9ホールを終えた後、クラブハウスに入って派手なショートパンツに着替えて出てきた。ギャラリーは感嘆して喜んだが、選手や大会関係者からは「アン・シネは一人でファッションショーをするつもりか」というコメントもあった。

アン・シネの人気はテレビ視聴率にも表れている。デビュー戦のサロンパスカップの視聴率は6.1%だった。ギャラリー数は4日間で4万1484人だった。日本のゴルフスター宮里藍がこの大会に出場して引退宣言をしたためと考えられた。しかしアース・モンダミンカップの場合、宮里藍が出場しなかったにもかかわらず視聴率が6.3%と最高を記録した。

こうした現象はイ・ボミ(29)のデビュー当時には見れなかった。イ・ボミは2010年に韓国で賞金王となり、クオリファイングトーナメントを上位で通過したフルシード選手だった。しかしデビュー初年のアン・シネのように注目を集めることはできなかった。

日本で芸能人でないゴルファーの写真集とカレンダーが制作されたのはイ・ボミが初めてだろう。イ・ボミは2年連続で賞金王になったうえ、父の死を乗り越えて優勝を果たしたこともあり、日本国内で人気がある。


ナイスショットより「セクシーショット」…アン・シネに魅了された日本(2)

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    2017.08.23 16:33
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    日本女子プロゴルフツアーで活躍中のアン・シネは美しい容貌と華麗なファッションで日本ファンからも愛されている。彼女のインスタグラムのフォロワーは11万3000人にのぼる。しかしゴルフの実力より容貌でアピールしているという声もある。(写真=アン・シネのインスタグラム)
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